どこにでもある戯れ言日記です。
日々のつぶやきから萌えの叫びまで。
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葦切さんのSSに便乗したくて書き始めたけど
結局関係ないまま終わった何か。
セイヤとドットのコンビは脳内で動かしてても楽しいです。
この2人でもう1,2個ネタがあるんだけど形に出来るかどうか。
結局関係ないまま終わった何か。
セイヤとドットのコンビは脳内で動かしてても楽しいです。
この2人でもう1,2個ネタがあるんだけど形に出来るかどうか。
「あーっちょうどいいところに!大変だぞすっごいニュースだ!」
街内の見回りをしていると、突然ドットが駆け寄ってきた。
いつものことながら、こいつはいるだけで騒がしい。
「これ!いいからこれ見ろって!すっげーから!」
「いきなりなんだ騒々しい。…一花のパンフレットか?」
ぶんぶん振り回す腕をつかむと手に握られたカラフルな紙を覗き込んだ。
随分と古ぼけて汚れていたが、写真は十分に判別できる。
「そうなんだよ!あそこ温泉があるんだって!これに書いてあったんだけど!」
「ああ、有名な部類の噂だと思っていたが。知らなかったのか?」
確かに彼はここに来てからまだ日が浅い。
温泉の噂も以前から囁かれているが、噂で終わっている以上確証はないのだろう。
「いやその辺は分かってるけど!よく聞けよ、これ拾ったのが赤堂の外れなんだ。
自然と飛んでくるとは思えないし、誰かがばら撒いてるんじゃないのか?」
「まさか、誰がそんな面倒なことを…」
あり得ない、と言いかけてふと駐屯所で
同じようなパンフレットを見かけたのを思い出した。
その時はさして気に留めなかったが、誰かが持ってきたのだろうか。
異なる場所、それも一花から離れたところで同じものを見たとなると
さすがに偶然とは思い難い。
それを口にすると、ドットは一層目を輝かせて
「な!ほら!絶対なんかあるって!きっと誰かが温泉の道を作ったんだよ!
それで宣伝のためにパンフレットを配りまくってんだって!絶対そうだ!」
「どうにも信じがたい話だな。数日前に寄った時はいつもとさして変わりなかったぞ」
「え、そうなのか?じゃあこれから作るから応援してくれーってことか?」
全く、この無責任で前向きな発想はどこから出てくるのか。
だいたい気になるなら人任せにせず自分で何とかすれば良いだけの話ではないか。
「そこまで楽しみにしているくせに、自分で何とかする気はないのか?」
「そうなんだけど、1人で行くのはなんかなぁ…、ついでだし手伝ってくれねーか?」
「情けないことを言うな。それに、私は仕事で手一杯だから無理だ」
今だって見回りの途中だ、と付け足す。
ただでさえ毎日すべきことが多いのに、
ここ最近で影の活動に変化がみられるという話も聞く。
夜は短くなっているとはいえ気は抜けない。
「瓦礫の片づけならば、お前だけでも十分何とかなるだろう。
それに、そのスコップも真っ当な仕事に使えるからな」
「えー!?あれは普通土掘るのに使うんだろ!?
瓦礫みたいな硬いもん掘る道具じゃねーよ!」
「それを言うなら戦闘の道具でもなかろうがっ!」
自衛のために武器を携帯する者は少なくないが、
武器代わりにスコップを振り回す奴など見たことがない。
だいたいなんでスコップなんだ。
「そもそも私に言わせればお前は余計な諍いが多すぎる!」
「ちょっ待った待った!わかったから!こんなとこで説教すんのはやめてくれ!」
言いたいことはまだ山のようにあったが、こんなことに時間を割いても仕方ない。
私は軽いため息をつくと、
「それで、結局どうするんだ?」
「とりあえず見に行ってみる。んで、見た後のことはその時考える!」
呆れるほどの無責任ぷりだが、彼らしくていいだろう。
覚えていたらまた今度見回りの際に寄ってみよう。
***
オチなんて知らない!!すみませんでした!!
影の新形態が出るらしいというお話を聞いたのでちょっとそれに触れたかった。
あとスコップに対するツッコミのくだり。
街内の見回りをしていると、突然ドットが駆け寄ってきた。
いつものことながら、こいつはいるだけで騒がしい。
「これ!いいからこれ見ろって!すっげーから!」
「いきなりなんだ騒々しい。…一花のパンフレットか?」
ぶんぶん振り回す腕をつかむと手に握られたカラフルな紙を覗き込んだ。
随分と古ぼけて汚れていたが、写真は十分に判別できる。
「そうなんだよ!あそこ温泉があるんだって!これに書いてあったんだけど!」
「ああ、有名な部類の噂だと思っていたが。知らなかったのか?」
確かに彼はここに来てからまだ日が浅い。
温泉の噂も以前から囁かれているが、噂で終わっている以上確証はないのだろう。
「いやその辺は分かってるけど!よく聞けよ、これ拾ったのが赤堂の外れなんだ。
自然と飛んでくるとは思えないし、誰かがばら撒いてるんじゃないのか?」
「まさか、誰がそんな面倒なことを…」
あり得ない、と言いかけてふと駐屯所で
同じようなパンフレットを見かけたのを思い出した。
その時はさして気に留めなかったが、誰かが持ってきたのだろうか。
異なる場所、それも一花から離れたところで同じものを見たとなると
さすがに偶然とは思い難い。
それを口にすると、ドットは一層目を輝かせて
「な!ほら!絶対なんかあるって!きっと誰かが温泉の道を作ったんだよ!
それで宣伝のためにパンフレットを配りまくってんだって!絶対そうだ!」
「どうにも信じがたい話だな。数日前に寄った時はいつもとさして変わりなかったぞ」
「え、そうなのか?じゃあこれから作るから応援してくれーってことか?」
全く、この無責任で前向きな発想はどこから出てくるのか。
だいたい気になるなら人任せにせず自分で何とかすれば良いだけの話ではないか。
「そこまで楽しみにしているくせに、自分で何とかする気はないのか?」
「そうなんだけど、1人で行くのはなんかなぁ…、ついでだし手伝ってくれねーか?」
「情けないことを言うな。それに、私は仕事で手一杯だから無理だ」
今だって見回りの途中だ、と付け足す。
ただでさえ毎日すべきことが多いのに、
ここ最近で影の活動に変化がみられるという話も聞く。
夜は短くなっているとはいえ気は抜けない。
「瓦礫の片づけならば、お前だけでも十分何とかなるだろう。
それに、そのスコップも真っ当な仕事に使えるからな」
「えー!?あれは普通土掘るのに使うんだろ!?
瓦礫みたいな硬いもん掘る道具じゃねーよ!」
「それを言うなら戦闘の道具でもなかろうがっ!」
自衛のために武器を携帯する者は少なくないが、
武器代わりにスコップを振り回す奴など見たことがない。
だいたいなんでスコップなんだ。
「そもそも私に言わせればお前は余計な諍いが多すぎる!」
「ちょっ待った待った!わかったから!こんなとこで説教すんのはやめてくれ!」
言いたいことはまだ山のようにあったが、こんなことに時間を割いても仕方ない。
私は軽いため息をつくと、
「それで、結局どうするんだ?」
「とりあえず見に行ってみる。んで、見た後のことはその時考える!」
呆れるほどの無責任ぷりだが、彼らしくていいだろう。
覚えていたらまた今度見回りの際に寄ってみよう。
***
オチなんて知らない!!すみませんでした!!
影の新形態が出るらしいというお話を聞いたのでちょっとそれに触れたかった。
あとスコップに対するツッコミのくだり。
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