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どこにでもある戯れ言日記です。 日々のつぶやきから萌えの叫びまで。
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1回戦アフターの短文。
もともとはよその子との交流要素を織り交ぜて
2回戦イベント時に投稿するつもりでしたが、
書き出してみたら自宅内絡みの要素が濃かったので
今のうちにひっそり投げておきます。


花の楽園がカロスの手に落ちた。
表向きは貸与という形式であり、相応の見返りを受け取ったという噂も聞く。
しかし騎士団が負けたことに変わりはなく、
カメリアには成果を得られなかったという事実だけが重くのしかかった。

シンオウ騎士団の寄宿舎。
カメリアは机に向かい、今一度手紙を取り出した。
純白の便箋に流れるような筆跡。パートランドの署名――。
どれも故郷を離れて以来、久方ぶりに見るものばかりだった。
もっとも、差出人の名は決して懐かしいものではなく
むしろ忌々しく感じた。

"異国の者達と一戦交えたとの報せを受けて驚いた。君は無事だろうか。
将来の一族を支えてゆく立場として、君には生きてもらわなければ困る"

その一文から始まる、優しくも中身のない文面がカメリアを苛立たせた。
先の戦争での醜態については一切触れられていなかったことが余計に癇に障る。

(私は碌な成果を挙げられなかった、というのに。お前がそれを、知らないはずがない。
それとも、慰めているつもり?……どれほど馬鹿にすれば、気が済む)

ぐしゃり、と手紙が手中で潰れる。
今度こそ必ず成果を上げ、私の実力を見せつけてやろう。
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